自慢の?トイレ

you-me_rose2008-03-24


このマンションを買ったとき、トイレを標準仕様からオプションで、掃除のしやすい一体型のモノに変更した。
けれど何の手違いか、我家の選んだのよりもずっとずっとランクが上の、色々な機能の付いたトイレが取り付けられた。
業者さんから差額は要りませんと言われてありがたいと言えばありがたかったものの、自動で蓋は開閉する、使用後は水も勝手に流れる、極めつけはトイレに入ると「G線上のアリア」が聞こえてくると言う代物で驚いてしまった。
「G線上のアリア」のほか、ショパンの「別れの曲」を含むクラシックが5曲。お正月にぴったり!といった感じの、お琴の音色に鹿威しの「カタン」という音の入ったもの。そうして春の鳥の声。秋の虫の声。夏の川のせせらぎ。計9種がSDカードに収められている「癒しのトイレ」は、豪華マンションならいざ知らず、ごくごく一般的な造りの我家にはもったいないほどで、新居にやってくる友人・知人たちには「話の種」として紹介していた。
水が自動的に流れる機能だけは、センサーが敏感過ぎるのかむやみやたらと流れてもったいないからoffにしたけれど、トイレに音楽が聞こえるのも悪くはないと近頃は思う。
例年よりかなり早くに春がやってきた今年、ずっとクラシック音楽に設定していたのをカッコウやウグイスの春の鳥たちの鳴き声に変えてみた。トイレにも春を感じられるかしらと。
あさってで入居1周年だ。