ゆめぴりか

 

かつて北海道のお米は、米農家の方々のご苦労を顧みずに言ってしまうと、本州米を越えられるものがなかったと思う。
けれど最近は「おぼろづき」「ふっくりんこ」など、美味しいお米が次々に登場し、道産米のイメージも変わった。
昨年の試験栽培で、コシヒカリを越える評価を得たという北海道米の超エースと期待されていた「ゆめぴりか」
農業関係者はもちろんだろうけれど、私たち道民もその登場を心待ちにしていた。
ところが、この夏の天候不良で「ゆめぴりか」の出荷量は、当初予想をはるかに下回るのだそうだ。
店頭販売は、何と、今月で終了見込みと今朝の朝刊でも報じられている。
それでも昨日、5キロ注文したにもかかわらず出荷量不足で2キロに減らされつつも「ゆめぴりか」が生協から届いた。
さしずめ「プラチナ米」とでも言おうか。
今朝、早速炊いた「ゆめぴりか」の新米を自家製のイクラでありがたく頂いた。
コシヒカリ」をも越える食味と聞いた上に、品薄となれば、それはやっぱりとっても美味しく感じた。