贅沢な時間

「そのうち二人で豪華ホテルにお泊りしようね!」と娘と約束したのが去年の秋。
大学進学、就職、転勤、入籍、挙式、そして妊娠。娘はあっと言う間に巣立って行ったけれど、母として今、妻になった娘に、そして母になる娘に伝え忘れたことがあるような気がしてその約束を実行することに。
なぁんて言うのは建前で、安定期に入った娘と桜の季節に二人だけの贅沢な時間を過ごしてきました。
お彼岸頃の予報ではちょうど見頃になるはずだった千鳥が淵の桜も、直前の雨と寒さでまだちらほら咲いているという程度でしたが、木によっては結構開いているものもありました。



千鳥が淵の桜は老齢化が進み、このまま放っておくとその美しい風景も見られなくなるということで、千代田区が行っている「桜再生計画」
その一環で千鳥が淵緑道の何箇所かに募金箱が設置されています。
娘と二人、ささやかな募金をしたところボランティアの方が下さった可愛らしい桜の飴。

見事な桜がこの先もずっと見られますように。

宿泊先は汐留のコンラッド東京
一休.comの会員プランを利用して、浜離宮東京湾を臨むベイサイドの豪華スゥイートルームに、とってもリーズナブルにお泊りできました。


夕食はホテル内の「ゴードン・ラムゼイ」。なかなか個性的なフレンチでした。
レストランスタッフもフロントスタッフも、気持ちの良い、けれども気取ったところのないフレンドリーな応対で、さすがミシュラン獲得と感じさせるものでした。
チェックアウトの際、前日のチェックインの時と同じだったフロントの男性スタッフが「今日札幌にお帰りですか?」と声をかけてきました。話しをするうち、娘の小学校の同窓&先輩だったことが判明!
広い東京の数あるホテルの中の、複数いるフロントスタッフの一人。その方が同じ地域に住んでいらしたなんて、何という偶然でしょう!
大好きな桜、ステキなホテル、美味しい食事。
母娘二人の贅沢な時間をくれた夫とお婿さんに感謝です。