電話

you-me_rose2011-07-28


夕べ、近頃ではめったに鳴らない家電が鳴った。
「誰だろう?」と思いながら受話器を取ると
「東京の○○でございます」
夫の恩師の奥様であり、又、私たち夫婦が結婚したときのお仲人婦人でもある方からだった。
ささやかなお中元へのお礼の電話で、こちらとしてはさっさと切りたいところではあったけれど、あちらはアレコレと話題を振っていらっしゃる。
しかも、しっかりと身についたきれいなざぁます調である。
つられてこちらもお上品を装ってみるが、そこはそれ、化けの皮はすぐにはがれると言うものである。
しどろもどろでなんとか話を終らせ受話器を置いたら、夫が笑っている。
「なかなかどうして、サマになっていたよ」だって・・・
電話は昔から決して苦手な方ではない。
でも、あの手のざぁます奥様との会話はやっぱり苦手^^;